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A bet 「賭け」
「これが終わったらどんなに嬉しいか、あんたに、分かるかしら? こういうのを取り外せるときが待ち遠しいわ」
「文句を言うのは止めな。あの賭けに乗ると言ったのはお前なんだぜ。どっちが勝つかの判断でへまをしたのはお前なんだ。俺のせいにするなよ」
「別に文句は言ってないよ! それに、文句を言っても、自分でしでかしたことだし。というか、このインプラントを付けられるのは覚悟してたけど、これ、死ぬほど重いんだよ。それに他にもいろんなことが……」
「お前が、倍額かゼロかの賭けに出たからだろ? 俺のせいじゃない」
「でも……何て言うか……これってゲイっぽいよ。ボクがオンナじゃないことは分かってるのに、これって……」
「ほんとに、お前、オンナじゃねえの? 俺をだまそうとしてるのか?」
「ああ、ロイ、お前さあ……」
「そんな口の利き方をする許しを与えた記憶がないんだが? お前が俺の奴隷でいる時間は、まだ、あと1日残ってるんだ。明日の深夜までお前は俺の言いなりなんだよ。それに、俺は別に特別な秘密を語ってるわけじゃねえぜ? 自分の体を見てみろよ。お前、男でいるより、女でいる方がずっといいじゃねえか。マジに言って、そのチンポというには小さすぎるモノを見てみろって。そりゃ、何なんだよ? 5センチあるか?」
「自分ではどうしようもないのは知ってるくせに!」
「そこだよ、俺が言いたいのは。そんな小さなちんぽを持った人間は、そもそもまともな男じゃねえってことだ。それはお前も分かってるだろ。それは、ちんぽじゃなくクリトリスだ」
「あんた、よく、そう言うよね……もう、何百回も聞かされた」
「オーケー。おしゃべりはもういいだろ。俺は、お前が奴隷の間にあと何回かはお前のアナルをヤルつもりだからな」
「マジで? まだ、ボクは……」
「ルールを忘れたか?」
「いいえ、ご主人様。何なりとお好きなことを……」
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