Caption 18


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ケニーはドアがバタンと音を立てて閉まるのを聞いて顔をあげた。

「ケニー?」 妻の声が聞こえる。「何しているの? ちょっと待ってよ! それ、あたしのバイブじゃないの!」

ケニーはどう言ってよいか分からなかった。彼はインターネットで、boiのアヌスはとても感じやすく、boiにとって本当の意味での性的快感を得られるのは、アナルを貫かれることだと書いてあったのを読んだことがある。そこで、ケニーは妻が1日仕事で家をあける日を待っていたのだ。この日、彼は職場に体調不良で休むと連絡を入れ、彼の妻の小さなピンク色のバイブを取ってきたのだった。

それは2か月前のこと。その日から彼は毎日、そのバイブで自分を慰めてきた(時には、日に数回も)。

いずれバレるのは確実だった。いつかは妻にバレるだろうと知っていたし、とうとうその日が来てしまったというだけだ。そして、このケニーの姿を見て、彼の妻はにっこりとしたのである。

「あなたがどうやって処理してるのかって、ずっと不思議に思っていたのよ。それなら、そうと、これから、あたしとふたりでいろんな楽しいことができるわよ」 彼女はそう言って、床に膝をつき、彼の細い手からバイブを取り、入れたり出したりをし始めた。

それから後は、このふたりにとってセックスはまったく違った形を取るようになった。そして、最後には、ケニーも抵抗をやめ、大きな黒人男との3Pに加わるようになったのである。


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