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Lesbian Bimbo 「エッチしか頭にないレズ相手」

かつてボクはすごく支配的だった。何でも仕切った。男だった。いや違う、男の中の男だった。それに、その状態がずっと続くと思うほど間抜けな男だった。多分、彼女に会わなかったら、フェリシアに夢中にならなかったら、本当にずっと続いていたかもしれない。

最初、彼女のことを、よくいる、男のことしか考えていない頭の軽いエロ女にすぎないと思った。金持ちの男にくっつくことが最大の夢と思っているタイプの女。ルックスもまさにそのタイプだった。整形で作った大きな胸、全身無毛、ブリーチしたブロンド髪。本性を隠す外面。ああ、彼女は目も眩むほどのゴージャスな女だった。ボクは、当然、彼女に夢中になった。夢中になりすぎた。いくら抱いても、飽きることがなかったし、それは彼女も知っていた。多分、彼女がその魅力を使って、ボクを利用し始めるのは時間の問題にすぎなかったと思う。

始まりは髪の毛からだった。いつ、ブロンドに染めることに同意したかも覚えていない。でも、そんなボクを責められる人がいるだろうか? 彼女はあのセクシーな唇でボクのペニスを包み、一滴残らず吸い尽くす。そんな時にお願いされたら、どんなことでも同意してしまうだろう。彼女が体毛を剃ってと頼んできた時も、同じようにされ、もちろん、求めに従い、ボクは、ペニスの上のところちょっとだけを残して体毛はすべて剃りつくした。拒むことなんて、考えもしなかった。

それとは対照的に、「ビタミン剤」を飲み始めるように頼まれた時は、そんな情熱的な頼まれ方はしなかった。髪を伸ばすときも、同じような感じだった。それにエクササイズプログラムの時も。心肺機能向上とスクワットは強めのエクササイズで、体重コントロールについては軽めのエクササイズをするようにと求められたけど、その時はただ強く勧められただけ。口唇奉仕のサービスはなかった。鏡で自分を見て、体が変化してるのに気づき、何かおかしいなと思ったのは、何ヶ月も経ってからだった。でも、おかしいよと彼女に言っても、彼女はボクの心配を無視した。実際、「バカげた心配」とすら言っていた。だけど、日に日に、ボクの体は変化し続けた。それに、彼女との関係も変化し続けた。

ボクが初めてまともにセックスできなかった時、彼女は、何でもないことのように振る舞って。そういうことがあった2回目の時は、彼女はがっかりした顔をしていた。3回目の時からは、嫌味っぽいことを言うようになった。それから時間を経ずして、彼女は、ボクが彼女を喜ばすことができないことをあからさまにバカにするようになった。ボクは、そんなことはないと彼女に証明しようと必死になった。だから、ふたりの性生活が、ボクが一方的に彼女を舐めてオーガズムに導く行為だけに変わり、彼女の方はお返しをしてくれない状態になっても、ボクは文句を言わなくなっていた。今は、こういう行為が普通になっている。

ボクの友だちや同僚たちが陰であざ笑っていることは知っている。フィットしないスーツでこの体を隠そうとはしているけれど、そんなに隠しきれるものではない。でも、フェリシアは、そんなのは問題じゃないと言い張っている。この体のボクが好きだと。そして、最近、彼女は自分と同じように、ボクの胸にもインプラントをしてみたらと言うようになった。ボクは、それも拒否できないだろうなと思っている。自分でも、豊胸したくないのかしたいのか、よく分かっていない。

彼女は、いつもボクのことを、「あたしの可愛い、エッチしか頭にないレズ相手」と呼んでいる。そしてボクも、その通りだなあと思っている。




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