Caption 33


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シンディはボーイフレンドが腰を抱え、後ろから挿入しようとする間、何これ?と言わんばかりにきょろきょろしてみせた。かつては自慢のペニスも今は小さなコブのようなもの。シンディは何も感じなかった。そもそも挿入さえもできない大きさなのは確か(それも彼が勃起できたらの話し。それすら最近ではめったにない)。

それでも彼はやろうとし、結果いつものように、しばらく下腹部を彼女のお尻に何度か押しつけた後、イライラして、座り込んで泣きだすのであった。もちろん、そういう時、シンディは彼を慰める。

しかし、シンディは最近、思い始めている。彼はもはや本当の意味では男ではないということ、そして彼は男性としては彼女を喜ばすことはできないということを、もうそろそろ認める必要があるのではないかと。ただ、それを言いだしたら、彼がひどく傷つき、永遠に彼はダメになってしまうかもしれないとシンディも分かっている。だから、こうして前屈みになってお尻を突きだし、役割を演じているのである。いつの日か彼自身でそのことに気づいてほしいと期待しながら。


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