Caption 40


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またもオーガズムに達し、全身が快感の波に襲われるのを感じ、サムは背中を反らし、叫び声をあげた。だが、それでもジャネットはやめようとしなかった。彼女は、かまわず、彼のアヌスに突きを送り続けた。そしてまたもサムは絶頂に達する。まだ、前のオーガズムから回復していなかったというのに。

何度も何度もそれが繰り返された。そして間もなく、サムもジャネットも疲れ果て、ぐったりと横たわった。ジャネットと横になりながらサムは思った。どうして僕は、自分がboiであることを認めるのにこんなに時間がかかってしまったのだろうかと。すでにグレート・チェンジから2年が経とうとしていた。その2年間、サムは今のような身体の反応にずっと抵抗し続けていたのである。グレート・チェンジの後、すぐにアナル・セックスは常識になっていたにも関わらず、彼は断固としてそれを拒み続けていたのである。

多重オーガズムの余韻に浸りながら、サムは頑固に男性性にしがみついていたことを後悔した。

サムはガールフレンドに目をやり、微笑んだ。サム同様、ジャネットも、彼が失われた時間の埋め合わせをしたがっていることを知っている。


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