「ジャッキー」 第4章(1/2) Jackie Ch.4 by Scribler 出所 第1章第2章第3章
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これまでのあらすじ
ジャックは妻のアンジーが浮気をしている現場を見てショックを受け、アンジーと知り合った頃を回想するのだった。彼はある法律事務所でバイトをしていたが、あることをきっかけにすご腕の上司アンジーの元で働くことになる。仕事を通じ二人は親密になっていった。アンジーはケルト祭りにジャックを誘った。その祭りでは、男はキルトのスカートを履く。ジャックはアンジーに促されるままスカートを履き、これも思ったより居心地が悪いわけではないなと思うのだった。

アンジーの家に戻るまで1時間以上かかってしまった。その大半は、祭りの会場から抜けるときの渋滞で車の中でじっとしている時間だった。

ようやく家に戻ると、アンジーは僕をソファに座らせ、用意していたキャセロール(参考)をオーブンにセットした。そして、彼女は、できあがった食事と一緒にワインを入れたグラスを二つ持ってリビングに戻ってきた。そして、僕の隣に座り、グラスを手渡した。

ほとんどワインを飲む間もなく、アンジーは僕の手からグラスを取りあげた。そして、脇にあるガラス製のコーヒーテーブルに取りあげたグラスを置くとすぐに、僕の方に寄りかかってきてキスをした。

すぐに僕も彼女も、互いに抱きしめあいながら、熱のこもったキスをしていた。彼女は、僕の右手を取り、自分から左の胸にあてがった。僕に、もっと密接に彼女の身体に触れても大丈夫だと合図を送ってくれたのである。

彼女のセーターも、それを脱いだのはアンジー自身だった。白いレースのブラジャーとそれに包まれたうっとりするような胸の盛り上がりを見たのは、その時が初めてだった。ブラジャーの中から溢れそうに盛り上がっている肌にキスをし、いたるところを舐め回った後、今度は僕自身でブラジャーを外した。

アンジーの胸は、ブラジャーによる支えをまったく必要としていないように見えた。ブラを外しても、その素晴らしい形は変わらず、しっかりと盛り上がりが保たれていた。だが何より驚いたことは、左右の乳首に小さなリングのピアスをつけていたことだった。

「あなたが乳首にピアスをしているという噂は聞いたことがあったけど…… でも、実際にしている人を見たのは初めてです」

僕はそう言って、片方のリングを舐めて、揺らした。

「うぅむ…… 大学のとき、冒険してつけてみたの。感じるのよ。特に誰かに舐めてもらうと最高… もう外す気になれないわ」

リングを舐め、固くなった乳首を吸っている間、アンジーは甘い声で悶えていた。その間、僕はアンジーの乳首の大きさに驚いていた。少なくとも太さは1センチ以上はあるし、長さは2センチは超えている。乳輪は濃い色。固くなって、ぽつぽつとした感じが肌に浮き上がっていて、彼女が興奮しているのを示していた。

僕が乳首を吸い、乳房の柔肌を舐めている間、アンジーは僕の頭を撫で、ポニーテイルの髪の毛をいじっていた。

彼女の息づかいは、かなり急速に乱れていった。喘ぎ声やため息が頻繁になっていった。そして、気づいた時には、彼女は身体をぶるぶる震わせ、「やめないで」と叫んでるのが聞こえた。絶頂に達していたのだった。女性の中には乳首を吸われただけでオーガズムにいける人がいるとは聞いていたけど、本当にそうなる人は、初めてだった。

オーガズムが終わり、呼吸が落ち着き、心臓も普通に戻ると、アンジーは僕の頭を持ち上げ、再び、僕たちはキスを始めた。アンジーはキスをしながら、僕のキルト・スカートの中に手を入れ、トランクスを引っ張り始めた。ちょっと苦労はしたけど、彼女は僕のトランクスを脱がすことに成功し、ソファの横に放り投げた。

トランクスがなくなると、アンジーはすぐに僕のペニスを握り、しごき始めた。その時、僕はキルトを履いていることの良さを理解した。チャックを降ろしたり、ベルトのバックルを外したりなど、一切、必要ないのだ。下着を脱げば、後は自由にアクセスできる状態になるのである。

アンジーは、何分か僕のペニスをさすった後、急に僕をソファに押し倒し、ほとんど仰向けと変わらない姿勢にさせた。そして、僕のキルト・スカートをめくりあげ、顔を寄せて、僕の分身を舐めはじめた。

彼女は、すぐに口に咥えることはせず、舌をつかって亀頭を何度も舐め回した。まるでモップ掛けをしてるようだった。それから、僕の13センチの肉茎に沿って、なぞり上げたり、下ったりし、その次に睾丸を舐めはじめた。僕のペニスが彼女の唾液ですっかり濡れると、ようやく亀頭を口に含み、吸い始めた。

仰向けに近い姿勢を取っていたものの、頭をソファの手もたれに乗せていたので、アンジーがしてることをすべて見ることができた。僕の肉茎に沿って頭を何度も上下に振りながら、目はずっと僕を見ている。本当に、心から、この状態がもっと長続きしてくれたらと願っていたが、残念ながら、アンジーの口唇愛撫の巧みさが上回っていたし、僕自身、非常に興奮してしまっていた。

「ああ、アンジー! もう、イキそうだよ!」 何分も経たないうちに、オーガズムの感覚がせり上がってくるのを感じ、思わず叫んだ。

こういうふうに叫んだのは、警告の意味もあった。ひょっとしてアンジーは口に出されるのが嫌かもしれなかったからだ。だが、アンジーは全然気にしていないようだった。ますます口の動きを速め、ますます強く吸いつけてくる。

叫んでから1分も経たないうちに、僕は唸り声を上げ、ザーメンの一発目が彼女の口の中に噴射するのを感じた。それにアンジーが僕が出したのを飲み下すのも感じた。それから何発か連続して噴射し、そのいずれも、彼女にごくりごくりと飲み下された。

ようやく射精が終わると、アンジーは使い果たした僕の一物から離れ、這いあがってきた。頭を僕の胸に乗せて、休もうとしているようだった。僕は、ためらうことなく、彼女の顔を引き寄せ、口にキスをした。舌を彼女の口に入れると、ちょっと変わった味がした。すぐに、それは僕の射精の残りものの味だと気づいた。

キスを終えると、アンジーは僕に覆いかぶさったまま、僕を見降ろして言った。「ありがとう。あなたは、私のことを、何か気持ち悪いことをしたように扱わなかった数少ない男のひとりだわ」

「どういうこと? 気持ち悪いことって? 素晴らしかったよ」 

「口でしてあげたことがある男たちは、たいてい、自分のザーメンが毒みたいなもののように振舞うのよ。私が口をすすぐまで私にキスしようとしない。それって、すごくカチンと来るわ。そんなに気持ち悪いものと思ってるくせに、私が飲み下すのはいいなんて、どういうことなの? ってね」

「そうだね。僕は、君がアレをしてくれたら、いつでもキスをしてあげるつもりだよ。じゃあ、今度は、僕がお返しをしてあげるよ。いいだろ?」

アンジーはくすくす笑った。「もちろんいいわ。でも、続きは後。もうちょっと待ってて。夕食がそろそろできる頃だし、まだテーブルのセットもしていないから」と、立ち上がりながら言った。

「僕も手伝うよ」

立ち上がろうとすると、アンジーは僕を押して、ソファーに戻した。それから、めくれあがっていた僕のキルトスカートを元通りに直した。「いいえ。今回は、私があなたにお食事を用意するの。今はくつろいでいて。すぐに戻ってくるから」

アンジーはブラジャーとセーターを拾い上げたが、それを着ることはせず、部屋を出て行った。それから10分ほどして彼女は戻ってきた。彼女のキルトスカートとマッチした、エメラルド・グリーンの色のキャミソールを着ていた。ディナーの準備ができたわと言い、僕の手を取って立たせた。

ダイニング・ルームでキャンドルを灯しながら、食事をした。特に目を見張るような料理ではなかったけれど、美味しかった。準備すると言っても、あまり時間がなかったはず。

彼女は、食後のデザートとしてトルテ(参考)も用意していた。僕たちは、それを食べながら、今日一日のことを話し合ったり、ケルト祭りについて僕がどう思ったかを話したりした。お喋りの終わり近く、僕は、いったんキルトスカートを履いたら、そんなに変な気にもならなくなったと白状していた。少なくとも回りに同じような格好の男たちがいるなら、気にならないと。

食事が終わった後、僕は申し出た。「君が料理をしたんだから、僕が食器を洗うよ」

アンジーはちょっと考えていたが、結局、くすくす笑って答えた。「いいわ、させてあげる。でも、その理由は、私が後片付けが大嫌いだからだけなのよ」

アンジーは、食器を流しに運ぶのを手伝った後は、僕に仕事を任せ、リビングに戻って行った。後片付けをすると言っても、たいした仕事ではなかった。汚れたキャセロールの鍋に、皿が2枚とフォーク類、それにグラスないくつかである。皿洗い機があったが、すべて手で洗った。その方が速いし、経済的だから。

御影石でできたキッチンカウンターをタオルで拭いていたとき、アンジーが背後から擦り寄ってきて、両腕を差し込み、僕の腰に巻きつけた。そして僕の首に頬をすりすりさせながら囁いた。

「もうベッドに行ける?」

彼女に抱きつかれたまま、くるりと向き直ると、アンジーがすでに着替えていたのに気づいた。キルトとキャミソールから、赤いサテンのパジャマとローブの姿になっている。パジャマは上だけで、ズボンは履いていなかった。僕の視点からはよく分からないが、パンティは履いているかもしれない。ただ、ローブを羽織っているのでよく見えなかった。

「僕はまだ、全然、眠たくないんだけどなあ」 と、からかい気味に冗談を言った。

アンジーは僕の唇に軽くキスをし、誘惑的な声で囁いた。「誰も、眠るなんていっていないわよ。実際、眠れないと思うわよ。夜明け頃には眠ることができるかもしれないわね。運が良ければの話しだけど…」

僕は何も言うことがなかった。そして、彼女に連れられて寝室に上がったのだった。事実上、引っ張られるようにして入って行ったと言った方が当たってるかもしれない。

アンジーの寝室は綺麗で、驚くほど女の子っぽい内装だった。ドレッサーは純白に塗られていて、キングサイズのベッドも同じく純白。ベッドの上には純白のシルクでできた天蓋があり、レースで縁取られたカーテンが四方に垂れ下がっていた。部屋中に様々な大きさや形のろうそくが灯されていて、アンジーが今夜のためにずいぶん考えていたことが窺えた。

寝室に入るとすぐにアンジーは僕の方を向き、キスをしてきた。キスをしている間、アンジーの右手が僕の背中を降り、キルトスカートの中に滑り込み、左の尻頬を撫でるのを感じた。お尻をこんなふうに触られるのはちょっと変な気がしたが、不快なことではないのは確かだった。尻頬全体を手のひらで覆われ、ぎゅっぎゅっと揉まれた。自然と喉奥から喘ぎ声が出てしまうのを僕は止められなかった。

何分か、アンジーにお尻を触られながらキスを続けた。ようやく唇が離れたが、それも彼女が僕のセーターとTシャツを脱がす間だけで、それが終わるとすぐに再び二人の唇は重なり合った。アンジーは両手でキルトスカートの腰のところにあるホックを外した。するとスカートが滑るように床へ落ちるのを感じた。

すでにトランクスはリビングにいた時に脱がされていたので、僕は靴とソックスだけを身につけて他は素っ裸のままで立っている状態だった。

アンジーはそっと僕を後ろのベッドの方へ押し、僕をベッドに座らせた。そして、僕の脚の間にひざまずき、靴とソックスを脱がせた。

彼女は、もういちど僕に口で愛撫しようとしているのだろうか? そう思っていると、アンジーは立ちあがり、ローブとパジャマの上を一緒に引っ張って脱いだ。パジャマのボタンを外すことすらせず、頭から脱ぐようにして脱いだ。

僕の目の前にはパンティだけを身につけたアンジーの立ち姿があった。パンティは赤いサテンでできていて、恥丘を覆う部分がシースルーのレースになっていた。とても繊細で非常にセクシーな下着だった。僕は堪えられなくなって、手を前に伸ばし、彼女のヒップに両手を添えた。それから僕の方へ引き寄せ、彼女の平らなお腹にキスを始めた。手ではサテンに覆われたお尻を愛撫した。

一分ほど彼女は僕にお腹へキスさせていたが、その後、僕をベッドへ押し倒した。そして、仰向けに倒れた僕の腰にまたがり、僕に覆いかぶさってきた。そして再び僕たちはキスを始めた。

続く10分ほど、僕たちはこの姿勢でキスを続けた。僕はキスをしながら彼女の背中やお尻をまさぐっていた。

その後、僕は身体を反転し、アンジーを仰向けにし、彼女の顔や首筋にキスを始めた。それからゆっくりと下にさがっていくと、アンジーの方もさらにベッドの上へとあがり、僕の顔が乳房の前に来るような位置になった。アンジーの足先は床から離れていた。

彼女の美しい乳房に再びキスを始めた。たっぷりと10分以上、僕はアンジーの乳房を崇拝し続け、それを受けて、アンジーは再びオーガズムに達した。

その後、再びアンジーは身体を上方へずらし、僕の顔は彼女のお腹のところに来た。僕はお腹全体にキスの雨を降らせ、舌の全面を使って、長いストロークで舐め続け、それからおへそに舌先を入れて、隠れた金を掘るような愛撫をした。

アンジーがこのような愛撫を気にいっていたかどうかは分からないが、僕が彼女のお腹にキスをしている間、彼女は動かずにいた。そして、ようやく、アンジーは再びベッドの上方へ移動し、頭を枕に乗せた。僕の唇は、彼女のパンティのレースに覆われた恥丘のところに来ていた。

パンティを通してアンジーの女陰からの匂いが嗅げた。それに彼女の香水の香りもした。この三カ月の間に、僕はアンジーの香水に慣れていたが、今は彼女の身体からの匂いも混じって嗅いでいる。これから先、職場でも彼女の香水を嗅ぐと、今この時のことを思い出さずにはいられなくなるだろうなと思った。

二つの香りが混じった香りを深々と吸い込んだ後、彼女のパンティを脱がしにかかった。アンジーも腰を浮かせてくれたので、容易に脱がすことができた。パンティを脱がし、僕は驚いた。アンジーは股間にまったく体毛がなかったからだ。これは驚きではあったが、決して、歓迎してない驚きではない。実際、僕は無毛の女陰をむさぼるのをしょちゅう夢見ていたから。

アンジーは脚を動かし、その間に僕を挟んだ。

初めて彼女のあそこを見た。陰唇は美しい花びらのように左右に広がっていた。濃いピンク色で少し膨らんでおり、彼女が興奮していることを示していた。とても美しく、どうしてもキスしたくなる。そして、もちろん僕はそこに唇を寄せた。

そこは驚くほど濡れていた。それに味も極上だった。ちょっとイチゴのような味がした。多分、アンジーは前もって洗浄していたに違いない。そして、それに加えて、自然な体液による、強い味もあった。

まず、そこの上下の両端に舌を這わせ、表面から一滴漏らさず水分を舐め取った。それから舌を尖らせ、中に突き入れた。中には彼女の身体が分泌した体液でいっぱいだった。その中から水分をすくい出しては自分の口に送り込むようにして、できる限り舐め続けた。とろとろと口の中に入ってくる。やれと言われれば、いつまでも舐め続けていられただろう。

でも、アンジーは別のことを考えていたようだ。僕の頭を両手で押さえ、クリトリスに口が来るようにさせた。「そこ、そこなの… そこを舐めて… 舌と唇でそこをやって…」

彼女が望んでることが分かったので、素早くクリトリスを舐めはじめた。

「ああん……」

僕の舌がツンと立った小さな突起に触れるとすぐに、アンジーは声を上げ、背中を反らせ始めた。割と強めに舐めた後、唇に挟んで、ちゅうっと吸いたてた。

「あっ、あっ、イキそう!」

とたんに彼女は叫び声をあげた。彼女の体臭が濃くなってくるのを感じた。アンジーはオーガズム状態になり、腰をがくがくうねらせていた。それに合わせて僕は口を下にずらせると、またも口の中に彼女の愛液が流れ込んできた。やがて、オーガズムがおさまると、僕は再びクリトリスを舐めはじめた。

どのくらいの時間、彼女のあそこを舐めていたか、僕には分からない。何回、彼女がオーガズムに達したかも分からない。分かっているのは、僕は一晩中でも彼女を舐め続けていられただろうということ、そうなっても全然かまわないと思っていたことだけである。アンジーが、かなりの時間、僕に好きなようにさせていたことから察すると、彼女もかなり満足していたように思われる。

アンジーはちょっと敏感になりすぎたのか、脚の間から僕を引き離した。僕が這い上がって、顔を近づけた。

「あなた、素晴らしいわ。今度は私の中に来て。でも、その前にあなたの顔から私の出したのを拭いとらせてね」

アンジーはそう言って僕の顔にキスを始めた。そのキスは普通のチュッチュッと唇を触れるようなキスではなく、自分で出したエキスを吸い取るように僕の顔面全体を丹念に吸いまわるようなキスだった。舌を出して舐めたりもしていた。

満足のいくように僕の顔をきれいにすると、完全に勃起している僕のペニスを握って、自分からあそこに導き入れた。僕のが入った時、その大きさのためにアンジーは、はあっと溜息をついたと言いたいところだが、実際はそうではなかった。中に入ると彼女は僕を見上げ、「さあ、私にやって」と言った。

僕は意気揚々とアンジーに打ち込みを始めた。彼女のあそこはあまりきつくはなかった。だが、僕自身、そんなに大きなわけではないから、そういうものなのだろうと思った。だけど彼女のあそこがとても熱く、とても濡れていたのは事実で、普通だったらあまり長くは持続できなかっただろう。先に一度、イッていたおかげで、この時は長く保つことができた。

僕が覆いかぶさりながら出し入れしている間、彼女は微笑みながら僕を見上げつつ、ときどき首を上げて僕にキスを繰り返していた。それと同時に、とても優しく僕の両乳首をつねり続けていた。このように乳首に愛撫されるのは初めてだったけれど、とても感じることだと分かった。

やがて僕は射精が近づいてくるのを感じたが、その時になって初めて、アンジーがまったくオーガズムに近づきすらしていないことに気がついた。いつも美しい笑顔でいるが、まったく呼吸を荒げていない。

そのうち、アンジーは僕たちが身体を結合させている部分に片手を滑り込ませ、自分の指でクリトリスをいじり始めた。

そのとたんに彼女は呼吸を乱し始めた。何秒かするとアンジーはハアハアと喘ぎながら、僕に叫んだ。

「ああ、いいわ… イキそうよ… 私と一緒にイッて! 私の中にあなたのをいっぱい出して!」

アンジーのオーガズムは、僕のしていることと関係なく起きたことだとは分かっていたけれど、もはや、僕はしていることをやめられる段階を過ぎていた。睾丸が緊張しだすのを感じ、次の瞬間、僕は唸り声をあげながら、彼女の中に噴射し始めていた。

「そうよ、出して! いっぱい! 私の中に出して! 私もイクぅぅ!」

アンジーは僕の身体の下、激しく達した。全身がぶるぶる震えているようだったし、彼女のあそこがきゅうきゅうとペニスを締め付けるのを感じた。僕の出したスペルマと一緒に彼女自身の愛液も、二人がつながっている部分の隙間から噴出しているのを感じた。

射精が終わり、オーガズムが引くまで、両腕を突っ張り、膝をついたままで身体を支え、じっとしていた。アンジーは、オーガズムから戻ると、僕を抱き寄せ、肘で支えるような形にさせた。そして二人はキスをした。

その時のキスの間に感じた愛情は、疑いえないものと思ったが、僕は依然として、自分の行為のふがいなさに自信が持てずにいた。キスを終え、萎えたペニスが彼女の中から滑り出たあと、僕は身体を反転させてアンジーから離れた。彼女はすぐに向きを変え、僕にすがりついた。そして僕も彼女を抱き寄せた。


つづく
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